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書籍・雑誌

2014年6月24日 (火)

iPhoneと電子書籍と端末について        TM_evolution

今年の4月から携帯を iPhone に変えたこともあって、いろいろと機能を試しながら楽しんでいますが、そこで気がついたことを電子書籍を中心に少しまとめておきます。

以前から電子書籍はKindleの専用端末、Kindle fire HD 7インチを通じて楽しんでしましたが、KindleアプリはPCやAndroidタブレットあるいはiPadでも使うことができるので、タブレットとしては用途が制限されている専用端末を今ではあまり使わなくなってしまいました。特に北斎漫画のような画集はiPadのKindleアプリを用いた方が拡大が自在にできて便利だったりします。

iPhoneに変えてみると、iPhoneでもKindleアプリはダウンロードでき、問題なく動いてくれるため、結局今ではKindleもiPad miniもAndroidタブレットも持ち歩かず、もっぱらiPhoneだけで済ませています。

なお、端末で様々なPDFファイルも読みたい場合はiPadが便利です。iPad miniではちょっと小さくてつらいところがあります。

電子書籍のファイルはKindleのファイルの他にもアプリごとに色々あって、これが統一されていないのが厄介です。楽天の電子書籍みたいに廃止されてしまうとえらいことになります。外国の電子書籍はPDFで送られてくることもあって、それはそれでいいのですが、PDFファイルでは辞書機能などが使えなかったりして、これはこれで決して便利ではありません。

というわけで、現在のところはiPhoneでKindleとAppleのiBooks(それとごくまれに国産のhonto)アプリを使って様々なジャンルの本を読んでいます。機器やアプリが進化すれば、この状態はまた変わってくると思います。

電子書籍のいいところは、著作権の切れた作家のものが無料または100円程度で手に入れられることです。また、洋書は新刊でも1000円以下で手に入るものが多く、古今東西の古典全集や新刊本が端末の中に常にある状態ですので、自分の書斎を持ち歩いている感覚になります。

私の場合はプラトン、アリストテレス、ベーコン、デカルト、パスカル、カント、ヘーゲル、ヒューム、J.S.ミルあたりの哲学者については全集ないしは著作集に加えて、新旧約聖書や平家物語、源氏物語などもダウンロードして持ち歩いています。何か気になる表現があれば検索機能を使って参照ページにたどり着くことも容易です。言ってみれば、iPhoneの中に本棚がまるごと入っているようなものです。

ただ、電子書籍は研究で引用文献を示す時には不便というか使えません。電子書籍ファイルでは端末に合わせて文字の大きさや組み換えが自在であることもあり、ページ数が固定されていないので、出典をページ数まで示すことができないからです。

この場合は仕方ないので、古典の場合は図書館で、新刊書だと紙の本をあらためて買うこともあります。刺激的な発想の詰まったTalebのAntifragileなんかどちらも買っていますが、このあたりどうにかならないでしょうかね。

最後にKindleでもiBookでも無料でダウンロードできる(つまり著作権の切れた「青空文庫」からの)ものの中でおすすめの本をいくつか挙げておきます。PC上でも読めます。お時間のあるときにどうぞ。

・河口慧海『チベット旅行記』(嘘のような本当の本。挿絵も入って楽しいです)

・末弘厳太郎『役人学三則』(これから公務員になる人は是非)
・夢野久作『能とはなにか』『能嫌い/能好き/能という名前』(こんなに上手く書かれた能楽入門書は他にありません)
・モルナール・フェレンツ/森鴎外訳『最終の午後』(ハンガリー文学からの贈り物。見事な訳文です)








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