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2006年3月22日 (水)

我妻榮・有泉亨・川井健『民法2 債権法』第二版

 これもまた一日では読みきれない本で、時間がかかってしまいました。感想としては『民法Ⅰ』と同じようなものですが、こちらの巻のほうが記述がのびのびとした感じがします。執筆者も楽しんで書いているのかもしれません。
 債権法は変化の多い分野なので、現代社会、経済現象へのあくなき関心と、根本の思想の確かさが命です。とりたてて法社会学の看板を掲げなくても、ある意味で法社会学的な分野です。
 思えば、一昔前までは、民法学者が法社会学者を兼ねていることも少なくなかったのですが、この分野は社会学的テーマの宝庫でもあります。専門分化したからといって学問レベルが上がるとは限らないのは、この分野に限った話ではないのですが、最近の若手の研究者はどうなのでしょうね。ひょっとしたらつまらないことやってるのではないかという気もしますが。

(勁草書房2005年2,200円+税)

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