日垣隆『急がば疑え!』
週刊「エコノミスト」の巻頭エッセー「敢闘言」をまとめた最新版。凝縮されたコラムを一度にたくさん読むのは大変です。おまけに著者はサービス精神にあふれているので、随所に徹底して調べられた貴重な情報や、いかにも面白そうな本の紹介が詰まっています。さすがに一ヶ月に100冊読む人だけのことはあります。で、本書でも相変わらず戦闘的で、ルポルタージュでの「金父子の御真影」という表現をめぐる朝鮮総連による糾弾集会に著者本人が出ていって「天皇の御真影が×で、金父子の御真影が◎である理由」を徹底して求め、いやがられたりしています(231頁)。すごい。
(日本実業出版社2006年1300円税別)
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