今村都南雄・武藤博己・真山達志・武知秀之『ホーンブック行政学』
10年前に買っておいた本ですが、久しぶりに読み返しました。内容は古くなっているところもありますが、読みにくい文章を書く人の多い行政学の本の中では通読しやすいものの一つです。細かいエピソードが書き込まれ、コラムも設けられていて、無味乾燥な教科書にならないよう工夫されています。また、7章と8章は公務員試験にも役に立ちます。辻清明の『行政学概論(上)』に含まれていない行政責任と行政統制論はこの7章の記述で補うといいかもしれません。
なお、近刊で同じ出版社から著者がある程度重なっている『ホーンブック基礎行政学』というのが出ているので、そちらもフォローしておくつもりです。ネットで目次を見る限り、本書の後継シリーズのようです。新たにどのような工夫がほどこされているか楽しみです。
(北樹出版1996年2678円)
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