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2009年8月 1日 (土)

ポール・R・シーリー『あなたもいままでの10倍速く本が読める 常識を覆す速読術「フォトリーディング」』

 翻訳者の神田昌典氏が書いた図解の本を読んで、「フォトリーディング」についてさらに詳しく知りたくなったので、読んでみました。文字情報が多いため、より細かく具体的に分かります。しかし、実践しなければ意味がないと思って、ロックの人間知性論の手つかずになっていた第2巻を読んで(フォトリーディングして)みました。
 まずは就寝前に、目次と各章の見出しを眺めてとりあえず頁を全部目に入れてみました。それで、翌朝20分くらい速読の3倍くらいのスピードで頁をめくってみたところです。読もうと思わないのがコツなんですね。そうすると不思議なことに、この時点ですでに問題意識が本の中に入り込んでいて、そこから読み取りたい情報が現在頭の中にある状態です。読みたくて仕方なくなってきています。
 この調子で今度はスピードをコントロールしながら霊魂や自由や意志の問題をロックがどう論じているか確認していく予定です。すでに「心」の問題についてのロックの論じ方について、なるほどと思わされる箇所がありました、っていうのは、すでにページをめくっただけですでにこうした情報が入ってきているのです。
 これに加えてさらにマインドマップという図を描きながら読んでいくと、本の内容はほぼ再現できると思います。全体の作業に合計30分くらいかかりますが、こうして一冊を読んだという具合になるのがフォトリーディングのようです。この感覚は実に不思議です。これでいいんだろうかという一抹の不安もありますが、この読み方で頭の中にヴァーチャル読書空間が生まれてくるような感覚は確かにあるので、今のところその面白さのほうが勝っている状態です。ちょっとオカルトっぽい感じもしますが、悪い感じではありません。
 フォトリーディングは辞書や単語集にも応用がきくそうですので、それも早速試してみます。辞書を読むってありなんですね。この読書法は、要は人間の脳のとんでもない潜在能力を生かす方法のようです。これはオーソドックスな速読法とはまるっきり発想が違います。講習を受けなくて独学でどこまでやれるか分かりませんが、やれるだけやってみて、このブログでも経過を報告したいと思います。

 思えば今まで自分の身体を実験台にしていろんなことをやってきましたが、ナンバ走り、視力回復トレーニング、スロージョギングは確実に効果があります。別に私は健康オタクでもないのですが、結果的に体調がよくなると仕事もはかどりますので、健康診断の結果が思わしくない人や仕事の能率を上げたいと思っている人にはお勧めです。
 そういえばこのサイトも、もとはといえば、オーソドックスな速読法によって電車の中で読んだ本について書いているわけですから、まあ、いわばを実験台にする趣味の一環なのでした。
 やってみて損はないと思います。どれも楽しいですよ。

(神田昌典訳、フォレスト出版2001年1300円+税)

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