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2010年1月 5日 (火)

五日市剛さんの「ツキを呼ぶ魔法の言葉」講演筆録

 正月に家内の実家に行ったとき、義父からもらって読みました。なんと本書は書店では入手できないにもかかわらず、口コミで100万部以上売れているそうです。でも、読んでみると納得です。
 本書の「魔法の言葉」というのは、著者がイスラエルを旅行したときに知り合ったおばあさんから教えてもらった「ありがとう」と「感謝します」という二つの言葉で、これををどんなときにも意識して口に出すことで幸運が舞い込んでくるそうです。以前読んだことのあるダイアー博士の本にも共通するものがありますが、もっと具体的な言葉として語られているのが特徴です。
 それで、どうやら「ありがとう」という言葉は急な不幸に見舞われたときなどに、どちらかというと魔除けの言葉として使って、不運の連鎖を断ち切るもののようで、「感謝します」は本当に感謝するときに使うようです。
 なるほどそれでは試してみようかと思って、昨日なんか通勤電車に乗ると、マスクをしていない若者が、いかにも風邪ですって感じの咳を車両内で思いっきりしまくって平気な顔をしていたり、喫煙禁止地域で平気で喫煙していたりするのに出くわします。うーん、「ありがとう」ってこんなときに言うのはやはり修行が要るようです。
 このように「ありがとう」を言うのが難しいときには「南無阿弥陀仏」にしてみるのはどうでしょうね。妙好人みたいですが、いいかもしれません。もっとも、言われた方はびっくりかも。
 それから、汚い言葉を使って人の悪口を言うのは逆に不幸を呼び込むことになるとも説かれていて、うかつに莫迦とかくたばれとか言えなくなります。これも私としてはかなり修行が必要です。
 しかし、自分の周囲を見渡してみても、確かに不平不満と人の悪口ばかり言っている人は明らかに不運のスパイラルに入っていますし(そういえば、そういう人って他人のことに関心がなくて、自分の話しかしないように感じます)。
 その一方で、ありがとうと言ってにこにこしている人には確かに幸運がやってきそうな気がします。それから、そういう人は相手の話に興味を持って耳を傾けてくれるタイプの人が多いようです。結局幸運というのは、人に好かれることから始まるということでしょうか。
 やっぱり「ありがとう」から始めてみます。

(とやの健康ヴィレッジ2004年8月発行400円)

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