渡部昇一『なぜか「幸運」がついてまわる人10のルール』
古書店で見つけました。ちょっと前の本ですが、内容は古くなっていません。
アランの幸福論を時々参照しながら自説を述べるという形式ですが、その中の古今東西の人物のエピソードには教えられるところが多々あります。
著者が知力と体力を鍛えることについて読者に勧めているのが、記憶力を鍛えることと、身体の柔軟性を保つ真向法の実践です。真向法は私も就寝前にちょっとやるようにしていますが、記憶力を高めるというのはもっと意識してやってみる価値がありそうです。著者は次のように述べています。
「脳も身体のうちなのだ。筋肉はボディービルをやれば強くなるが、それと同じく、脳も鍛えれば強くなる。その最良の方法が、暗記することなのである」(179頁)
著者の場合は外国語のことわざや名文句を覚えたり、好きな歌の歌詞を一番から四番まで全部空で歌う方法が効果があったと言っています。私もハンガリーのポップスを覚えてみようとして、大体一日かけると覚えることができると実感しています。これからもっと曲数を増やしていくつもりです。
しかし、どんなふうに効果が出てくるのかは、それをしなかった場合と比べてどうなのかということになると思いますが、どうなんでしょうね。まあ、これからどんどん衰えてくるのが記憶力でしょうから、やって損はないと思います。
体力の方はこのところスロージョギングに凝っています。なにより身体がエラくならないところが気に入ってます。ナンバ走りでジョギングするとさらに楽です。それでいて実にいい汗をかくことができます。散歩をすると身体が暖まるのに時間がかかり、いまいち満足感がないのですが、これはいいですよ。四月の健康診断が待ち遠しいです。
(三笠書房2003年1300円+税)
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