土屋賢二『紅茶を注文する方法』
週刊文春の連載エッセーを集めた本。気がついたら何冊も出ていたので、読んでいないものを文庫で集めて、順に読んでいます。単行本を持っていたのに文庫でも買ってしまったのもありましたが、ま、いっか。一度読んでも結構忘れているので、二度目くらいならほとんど気づかずにまた笑って読んでしまうからです。
それにしても毎週毎週こんな冗談を書き続けるなんて、すごいと思います。いつもおなじみの妻や助手が出てきて著者とやりとりするところが気に入っています。電車の中で読むとつい笑い出してしまって、周囲から怪訝な目で見られる恐れがあります。
本書では立川志の輔の解説がついていて、そこで志の輔師匠は著者の土屋賢二氏をマギー司郎にたとえています。そういわれてみれば、あのとぼけた味わいというのは似ているところがあるかもしれません。栃木訛りだったら最高ですが、著者は岡山出身なので、方言を前面に出すタイプではないようです。
買いためた文庫がまだ何冊かあるので、当面笑いたくなったとき読む本に困ることだけはなさそうです。
(文春文庫2004年467円+税)
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