朱川湊人『かたみ歌』
連作短編集です。7編のいい話や怖い話が最後の最後で全部つながります。見事な構成でびっくりです。そして、泣かせててくれます。いやー、いい小説を読みました。最後は希望にも満ちていて、読後感は実に良いです。
フィクションとはわかっていても、驚くほどリアリティーがあり、時代背景の描写に神経が使われているので昭和の雰囲気がまざまざと伝わってきます。お勧めです。
今日は締め切りの原稿があるので、この辺でとどめておきますが、著者の本、これから病みつきになりそうです。
(新潮文庫平成20年438円税別)
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