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2011年1月27日 (木)

清水義範|文・西原理恵子|え『おもしろくても理科』

理科が苦手でそのまま数物系や生物化学地学まで受けつけなくなってしまった人のための理科入門書です。思えば小学校まで結構いろいろな実験をしたりしながら面白がっていた子どもたちの半数以上が、いや、7割以上が、どこかの時点で脱落してしまって大人になっているのです。

だから、本書のように理科からのつながりを上手く解説してもらうと、へぇー、そうだったのかって腑に落ちることが少なくないと思います。さらにそこで、著者の解説が少しでもややこしくなろうとすると、すかさず読者の視点を代表する西原理恵子のマンガが思いっ切り鋭いツッコミを入れます。この呼吸が素晴らしいのです。

それにしても西原理恵子のマンガは破壊力抜群です。買おうと思っていて忘れかけていた『まいにち母さん』シリーズを買わなきゃという気持ちにさせられました。それから「恨ミシュラン』も、古本屋で見かけたので、これも買っておきます。

結果として理科はどうでもよくなり、それよりもパワー全開の西原マンガをもっと読みたくなってしまいました。

(講談社文庫1998年467円税別)

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