米原万里『ガゼネッタ&シモネッタ』
著者の本で未読のものがまだ数冊あるので、ちょっとずつ楽しみに読んでいます。本書は本当にいろんなところに(50以上の雑誌などの媒体に)書かれたエッセーを集めた本ですが、どれも面白いです。
稀代の読書家で文学愛好者だった彼女のエッセーにはお勧めの本や映画の情報もたくさんあり、本書で紹介されているものでは、『博士と狂人』、映画の『こねこ』、コンチャロフスキー監督の『ワーニャ叔父さん』、漫画の『石の花』をはじめ、ユーゴスラヴィア関連文献など、ぜひとも読みたい、観たい作品が目白押しでした。備忘録を兼ねてここに挙げておきます。
しかし、早くお亡くなりになったのは本当に残念です。まだ『魔女1ダース』や『ロシアは今日も荒れ模様』などは読んでいないので、これからゆっくり味わいたいと思います。
(文春文庫2003年562円+税)
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