清水義範『やっとかめ探偵団とゴミ袋の死体』
一時期著者の本で文庫になったものはすべて読んでいたのですが、最近ご無沙汰していました。「やっとかめ探偵団」シリーズも久しぶりですが、相変わらず楽しませてくれます。
「やっとかめ」って名古屋の後期高齢者でも最近はあまり使わない表現ですが、「おひさしぶり」という意味です。名古屋のおばあちゃん探偵団が活躍するシリーズで、バリバリの名古屋弁の会話が炸裂します。名古屋で仕事をする前にこのシリーズは読んでいたのですが、ある程度名古屋弁に馴染んでから読むと、また格別の味わいがあります。
推理小説なので、中身に立ち入ることはしませんが、個性的なおばあちゃんたちがそれぞれにリアリティがあります。この人物造形は見事です。またこのシリーズの最近作を探して読んでみようと思います。
(祥伝社文庫平成12年381円+税)
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