大前研一『ドットコム仕事術』
大前流の仕事の仕方が惜しげもなく開陳されています。これくらいアイデアに満ちた人はいないんじゃないでしょうか。目の付け所の良さとそれを支える真摯な努力の姿勢が素晴らしいと思います。
著者は学生時代に集中して英語をマスターし、通訳ガイドとしてお金を稼ぎ、大学院では義務でもないのに英語で修士論文を書いて、それをアメリカに送って奨学金を得て留学したりと、常に前を向いて先を読んで行動しています。
英語の勉強法もなるほどこれなら効果的だろうなと思われるものです。とにかく自分の頭に浮かんだことを、片っ端から英語にしてみるというもので、そういえばそんな教材もありますね。ただ、やはり継続するのは大変だと思いますよ。やはり、英語を使って何をするかということがはっきりしていたのがよかったのでしょうね。
本書の後半ではビジネスのヒントがたくさん得られます。私も現在大学でいろいろと企画しているところなので、本当に参考になります。遠隔学習型MBAプログラムは今では著者の開いた大学でも用いられていますが、従来の4分の1の経費ですむという、一種の価格破壊モデルだったんですね。
今月末に著者の新刊が出るのが待ち遠しいです。
(小学館2003年1,300円+税)
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