和田秀樹『人は「感情」から老化する—前頭葉の若さを保つ習慣術』
著者の別の本を探していたら、偶然目にとまったので、こちらから読み始めました。さすがによく売れている著者の本だけあって、サービス精神豊かな本です。抽象論ではなく、具体的なアドバイスが強調されているので、読んでいてお得感があります。
以下に気に入った表現を挙げておきます。
・50歳からトレーニングなどを始めた場合でも、80歳になった事典で、運動も何もしていない20代前半の人並みの体力を持っていることがわかる(35-36頁)
・(起業の勧めの中で)くだらなくても、月並みでも、まずは質より量で、大量にアイディアを出してみることだ。そこから、いろいろと調べて、起業のネタを絞っていけばいい(65頁)
・いらいらしているときは肉を食べる(126頁)
・「ちょい寝」して休息をとる(140頁)
・落ち込んだときには、反省しない(133頁)
ちなみに肉を食べるのはセレトニンの分泌を助けるためという科学的な話です。
ところで、クラブやキャバレーやフーゾクの話題が頻繁に出てくるのは、著者が好きだからか、あるいは中高年はそういう悪所通いをするものという思い込みがあるからなのか、あるいはそのどちらもなのか、いずれにしても、著者のサービス精神がちょっと裏目に出ているような気がしました。
何よりも著者本人が好奇心と行動力のかたまりのような人なので、アンチエイジングを自ら実践しているように見えます。見倣いたいと思います。
(祥伝社新書2006年740円+税)
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