日垣隆『つながる読書術』
読書をめぐるあらゆることがきっちりと調べ、考えぬかれて書かれている本です。読書会について触れた読書論も他にはあまりない気がします。読書会が、ジョブズではありませんが、人生のあらゆるドットがつながる場所になりうることを教えられました。コメントを持ち寄るという手法もいろいろ活かせそうです。
今まで大学所在地の商工会議所などでたびたび講演や講座をやってきましたが、読書会というのも手ですね。何より双方向的で楽しくなりそうです。大学の通信教育にもいろいろと参考になりそうなアイデアが得られました。早速できることから実行に移します。
第四章の「書いて深める読書術」にある、読むことが書くことと密接な関係があるという指摘および提案も、実際こうやって読書ブログを書いていると、本当にそのとおりだなあと思います。自分にノルマを課すにもいいですし、書こうと思って読むと確かに読み方が変わりますね。
本書中に出てくる面白そうな本を10冊ほどチェックして読み進んでいたら、多くは巻末付録にまとまって出ていました。本当にサービス精神が行き届いています。今まで著者のおすすめ本で外れはなかったので、今後の読書の指針として大いに参考にしたいと思います。
(講談社現代新書2011年760円税別)
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