マルジャン・サトラピ『刺繍 イラン女性が語る恋愛と結婚』山岸智子監訳、大野朗子訳
イランの女性たちだけのサモワール(お茶会)の様子が活き活きと描かれたマンガです。老いも若きもこの女子会で「心の換気」をするのだそうです。そこではもうおもいっきりあけすけで正直な話が、悪口からうわさ話から深くていい話まで、すべて聞けます。
イランなんかは助成に対する様々なうるさい制約があると聞いていましたが、女性たちはこれを乗り越えて、実にたくましく生きているんですね。読みながら何度も、片倉もとこ『イスラームの女性たち』の記述を思い起こしましたが、整形手術とか豊胸手術とか、性にまつわる様々なことがらなど、もっと過激で驚きに満ちた話題が満載でした。
感想としては「みんなエラい!」です。感服しました。
(明石書店2006年、2,300円+税)
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