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2012年9月23日 (日)

栗田和則・栗田キエ子・内山節・三宅岳『十三戸のムラ輝く 山形県金山町杉沢集落』

里山のムラもこんなふうに工夫を重ねていくと、生きていけるんですね、それも実に楽しそうに見えます。メープルシロップを採って名産品にしたり、生活展示資料館を開設したりしながら、山の幸を十分に活かしながら暮らしています。

いわゆる限界集落のように見えても、最近は若い人が戻ってきたりすることは珍しくなく、今読んでいる『限界集落の真実』を見ても、過疎地だからといってそのまま村がなくなってしまうことは、実はほとんどないんだそうです。

それも各地域でそれぞれにこの杉沢集落のような工夫を重ねつつ、元気な年寄りがしぶとく生き抜いているのが現状のようです。

もちろんんそう入ってもいつかは人はなくなりますから、今のうちに若い人を呼び寄せ、農業・林業で起業することも可能となるような枠組みづくりが急がれるのも事実です(今個人的には少し関わっていますが、可能性は大いにあります)。

少なくとも現状に悲観的になる必要はないという実感と、そう入っても急がなければという気持ちのどちらもが両論併記のまま頭の中に残る本です。

そういえば、その点でも先日観たアニメ映画の『おおかみこどもの雨と雪』は、色々と象徴的で考えさせられる内容を含んでいました。

(全国林業改良普及協会2006年1800円+税)

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