三浦朱門『人生の終わり方〈積極的に今日を生きる〉』
タイトル通りの本です。著者は言います。
「中年の夫婦に高校生の子供。そういう家庭に七十代後半の、心身に異常が起こり始めた老人が四人という家族構成。これはウソでも冗談でもなく、近い未来に日本の家庭の基本的姿になる可能性がある」(185頁)
本書は2005年に出ていますが、この可能性はすでに現実になっちゃいましたね。著者もこの時から7年たって、もはや90近くになられていますが、どうなんでしょう。
これからはコミュニティの中に老人問題をきっちりと組み込んでいかなければ、個人の力ではどうしようもなくなります。まちづくりもそのあたりを考えなければいけません。
実際、私も個人的にはそういう会合にも参加しています。今日もこれから行ってきます。いい知恵が生まれてくることを期待したいです。
著者は「老人に社会奉仕の仕事と『名誉ある死』を」と言っていますが、その通りですね。これが実現できるようになるような制度設計が必要です。
(海竜社2005年1500円+税)
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