内田由紀子・竹村幸祐『農をつなぐ仕事:普及指導員とコミュニティへの社会心理学的アプローチ』/石盛真徳『コミュニティ意識と地域情報化の社会心理学』
どちらも一般向けの本ではないので、2冊まとめて書いておきます。
『農をつなぐ仕事』のほうは「普及指導員」という仕事が実践的に社会心理学と密接に関わっていることを教えてくれます。
中でも「レンタカウ」という牛の貸出事業なんか面白かったです。
『コミュニティ意識と地域情報化』のほうは、実証的な研究書で、コミュニティに関わろうという意識の高い地域は結局豊かになっていることがわかり、有益でした。ネットの情報化についても今後の可能性を感じさせてくれます。
個々のアンケート項目なども実際に参与観察する際には参考になります。
ただ、どちらもこの手の問題に関心のある人向けですが、どちらかと言うと前者のほうが読み物としては通読しやすいです。
各地の図書館には備えておいてほしいですが、個人ではあまり買う人はいないかもしれません。
(『農をつなぐ仕事』創森社2012年1800円+税/『コミュニティ意識・・・』ナカニシヤ出版2010年5500円+税)
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