アーノルド・ベネット『自分の時間 1日24時間でどう生きるか』渡部昇一訳/ Arnold Benett, HOW TO LIVE ON 24 HOURS A DAY
最近電子書籍端末の Kindle を購入し、この原書が無料でダウンロードできることを知ったので、早速読み始めました。
Kindleは辞書機能も付いているので、紙の辞書をひく手間が省けて、英文も快適に読めます。これはなかなかのスグレモノです。
ベネットの原書は2章まで読んで、その語り口の見事さに感心させられましたが、今朝本棚に渡部昇一の翻訳を見つけて、ついついその先が読みたくて、通勤途上で読んでしまいました。
英語の文章はのちほどゆっくり味わうことにして、ここではその訳書の感想を述べておきます。
記述は具体的で、自分を磨くための時間の確保の仕方が丁寧に説かれています。
・早起きをして、効率のよい時間をかつようすること
・意気込みすぎずに小さな達成から始めること
・内省する時間をもつこと
・通勤時間を活用すること
・1日90分を週3回ほど確保すること
・自分の専門分野を作ること
・ユーモアのセンスを忘れず、ほどほどに努力すること
などです。
読者へつねに語りかけるようなスタイルで、ユーモアも散りばめられていて、親しみが持てます。ベストセラーになったのも道理です。
翻訳は見事で、解説も行き届いています。ベネットの人となりもわかります。
英語の表現としてもいろいろ勉強になります。これから暗唱するつもりで楽しみます。
(三笠書房1990年480円)
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