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2013年10月 9日 (水)

長谷川三千子『民主主義とは何なのか』

これはすごい本でした。今まで読みそこなっていたのがもったいなかったです。でもまあ、今読めたのでよしとすることにします。

本書を読めば、民主主義というのは理性を封じ込め、暴力を解放する思想であり制度であるということが、よーくわかります。

ホッブズのリアリズムに対して、ジョン・ロックのペテン師ぶりも見事に捉えられています。

「もう一度しっかりとホッブズを読み、そのあとでロックを読んでみること、そして、後者がいかにインチキだらけであるかに気付くこと」(210頁)とあります。

これはいずれ検証してみるつもりです。

これから人類が理性を回復することができるかどうかが鍵ですね。

絶望の書ではありません。希望はあります。

(文春新書、平成13年、700円+税)

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