三浦しをん『天国旅行』
死んだ先に天国があるのかどうかはわかりませんが、しみじみと死を思わざるをえない気分にさせられる短篇集です。
カバーの裏表紙に「すべての心に希望が灯る」とありますが、そんなに爽やかな読後感ばかりではありません。
やっぱ、死を扱ってますからね。世の中いい死に方ばかりではありませんから、それぞれの作品も、それなりに複雑な思いになります。
でも、7つの短編のどれも面白かったです。
後味の良さという点では「初盆の客」がよかったです。
(新潮文庫、平成25年、520円+税)
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