プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』久保勉訳/Kindle『ソクラテスの弁明』藤田大雪訳
授業の課題図書にするために再読、いや4回目くらいですか。
藤田訳を読んで、わかりやすくてよかったのですが、比較するつもりで久保訳もまた読んで、ついでに『クリトン』も読みました。
ソクラテスの有名な「無知の知」は本書に登場するのですが、色々と考えさせてくれます。
それにしても、ソクラテスのこの裁判は衆愚政治の結果というかリンチ裁判ですね。
なんと露骨な。
後、あらためてソクラテスが神々と対話をしながら生きていた人なんだということが印象に残ります。プラトンもそうですが、敬虔な人たちです。
彼らなりの神学/哲学にキリスト教を無理やり接ぎ木したのが中世哲学になっていくわけですが、そのあたりのことはジルソンの言うとおりという感じがします。このことはどこかで確認しておく必要がありそうです。→独り言です。
(岩波文庫1964年改版300円+税、Kindle版、150円)
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