スチュアート・サザーランド『不合理―誰もまぬがれない思考の罠100』
「人はほぼ常に間違った判断を下し、愚かな行動をしている」と帯にありますが、まったくそのとおりで、人間の「認知バイアス」の見本市のような本です。
原著は1992年に刊行されていますが、読んでいて古さをまったく感じませんでした。
章末に内容のまとめにかわる「教訓」が載っていて、これがまたユーモアと茶目っ気があって楽しいです。
たとえば、
原著は1992年に刊行されていますが、読んでいて古さをまったく感じませんでした。
章末に内容のまとめにかわる「教訓」が載っていて、これがまたユーモアと茶目っ気があって楽しいです。
たとえば、
・社会心理学の研究室が被験者募集の広告を出しても、乗らないほうが無難だ。
・保険のセールスマンは決して家に入れないこと。
・万が一ノーベル賞を授与されることになったら。丁重に辞退すること。
・万が一ノーベル賞を授与されることになったら。丁重に辞退すること。
・常に間違っている人はいても、常に正しい人はいない。
・食べたいものを食べよう。
といった感じです。
それぞれにちゃんと理由があります。
それにしてもいつも間違った判断をしていながらよく人類は存続してこられたものです。著者も言うように、どうやら集団に付き従う生活をする中で、非合理的思考が温存されてきたようですね。
いい本です。一家に一冊どうぞ。
(伊藤和子・杉浦茂樹訳、阪急コミュニケーションズ、2013年、2000円+税)
・食べたいものを食べよう。
といった感じです。
それぞれにちゃんと理由があります。
それにしてもいつも間違った判断をしていながらよく人類は存続してこられたものです。著者も言うように、どうやら集団に付き従う生活をする中で、非合理的思考が温存されてきたようですね。
いい本です。一家に一冊どうぞ。
(伊藤和子・杉浦茂樹訳、阪急コミュニケーションズ、2013年、2000円+税)
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