水野和夫『資本主義の終焉と歴史の危機』
同僚の先生が同じ本を3冊も買ってしまったと言って、いただいたものです。いただかなければ読まなかったでしょうね。ご縁に感謝します。
本書では、搾取と自己増殖を続けてきた資本主義はもう開拓する市場がなくなって終焉に至るという大局的な見方が示されています。
そうかもしれません。
歴史から学ぶとますますその傾向が裏付けられると著者は熱く語っていますが、そこのところは解釈が別れるかもしれません。
アベノミクスがまずいことは素人にもわかりやすく解説されています。この点だけとっても読んでおいて損はないと思います。
リフレもバラマキも資本主義の終焉に向かっては無力ですから。
これから世界のどこにいても大変な時代を迎えることだけは間違いないですね。
くわばらくわばら。
著者も資本主義の次に何が来るのかはわからないと正直に述べています。
でも、それはそれとして自分なりにどこでも生きていけるようにはしておくつもりです。
自助努力の時代なんて、明治維新のころみたいで、それはそれで面白いかも。
(集英社新書2014年740円+税)
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