望田幸男・芝井敬司・末川清『新しい史学概論[新版]』
歴史学概論のユニークな教科書です。
自分史を書くことや卒論の書き方を通じて、歴史学の研究方法と思考法が具体的にイメージできるように作られています。
後半の「生きるための歴史」における現代政治の評価の分かれる出来事については、著者たちは古典的な進歩的知識人の立場ですので、懐かしい感じがします。
こういうナイーブな先生方も最近は少なくなってきた気がします。
4月からの非常勤の歴史学の授業には本書を大いに参考にさせていただきます。
(昭和堂2002年2200円+税)

