高山正之『歪曲報道 巨大メディアの「騙しの手口」』
いつものように驚かされる情報が満載です。
特に3章と4章は諸外国の戦争プロパガンダの実態や、朝日新聞の記事捏造の歴史がわかります。
旧ユーゴスラヴィア紛争の経緯も、あ、そういうことだったのかという発見があります。こんなにわかりやすくていいのかと思うと、検証してみたくなります。
実際、著者はちゃんと出典を明示して論陣を張るので、気になる本や情報源はこれからフォローしてみようと思います。
とりあえず以下に列挙して備忘録にします。
ポンソンビー『戦時の嘘』
アンヌ・モレリ『戦争プロパガンダ10の法則』
楊海英『凶暴国家中国の正体』
ベバリー・アレン『戦術としての強姦』
筑摩書房『記録現代史 日本の百年 9』
「捕虜尋問リポート49」
(新潮文庫2015年520円税別)
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